わたらい
第52回 二見ヶ浦の蛙(三重県度会郡二見町)
二見ヶ浦の(二見)興玉神社から授与される小型の蛙。
蛙は息を吸い込む習性があるので福を招き入れるものと
して尊ばれ、また、必ずもとの地に帰るとの意に通ずる
ことから旅の安全を祈る縁起ものとして迎えられた。
古くは、生きた蛙が奉納されたというがのち土偶に替わり
また、木彫りのものも創られるようになった。
海上安全を願う者はこれを二見の海中に投じて祈りを込めたと伝えられる。
また、別名「身代わり蛙」とも呼ばれ、小児のあざや腫れものをこれで撫でれば快癒するとされる。
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