第53回 ごんぞう人形(福岡県北九州市戸畑区)
「ごんぞう」とは、北九州で石炭の運搬や荷積みに従事
する人達のことをいう。
「若松ごんぞうは港の花よ、粋な手さばき日本一」
と歌われているように、気は荒いが義理と人情に厚く、
喧嘩っ早い半面、涙もろいところがあると言われている。
火野葦平の小説「花と龍」は、洞海湾のごんぞうを主人公にしたもの。
この玩具はその「ごんぞう」をかたどったもので、そのたくましさととぼけた仕草がよくとらえられている。
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