芝神明の千木筥(東京都港区芝)
芝大神宮にて授与される
経木で作った小判形の箱で、表面に模様化した藤の花を描き、中に煎り豆を入れ、三つ重ねにして藁で結んだ高さ12cm位のものである。
芝大神宮の例祭 は「芝神明のだらだら祭り」と呼ばれ毎年、9月11日〜21日まで行われる。(近年は特に13日から17日までに焦点をしぼり、種々の行事を行っている。)
かっては、その祭りの間、境内の出店で売られていたが、終戦後は神社(社務所)で授与されている
江戸の享保の頃からあり、大神宮の千木の余材を持って
作ったところからその名がある。
はじめの頃は鮨を入れる器で藤の花模様は鮨を藤にかざす
と永く保つというまじないに端を発している。
また、雷除けのまじないとされ、日頃天井に吊るしておき、
雷鳴の時に箱の中にある豆を食べると雷除けになるという。